2021.6.2

在宅勤務である。休職前に通勤していた頃よりも超勤は確実に減っているし、何より通勤時間がなくなった分、生活に余裕が出ることを期待していたが全くそんなことはないので、一体その分の時間は何に消えているのかよくわからない。


身体の疲れは軽減されているのは間違いないし、睡眠時間も以前より確保できているはずだが、通勤していたときよりも何というか「追われている」感じがする。
特に今は繁忙期ではなく、また勤務時間中の素行というか、箸の上げ下げまで監視するような風土の職場ではないので、手を抜こうと思えば正直どこまでもサボれる。しかし、自分の視界に入っていないところで同僚に差を付けられていそうだな、という焦りは相当ある(休職から復帰したばかりなので尚更)。

それに加え、ごく直近まで家事に専念する立場だったこともあり、「ああ~あっちもこっちも埃とか髪の毛落ちているな…もう少し掃除したいな」とか「今日晴れてるしおしゃれ着の手洗いやっときたいな」とか「美味しいものを作って食べたいな」という欲?義務感?をどうもコントロールし切れていない。夕方になると晩ご飯の用意をしないとな…とモゾモゾしてくるが、多くの同僚はコミュニケーションアプリのステータスで判断する限り19時以降も「応対可能」になっているので、えーみんなご飯どうしているんだろうというのは大いに気になる。雑談は推奨されているものの、そういうことをおおっぴらに聞ける雰囲気でもない。

毎日会社に通うのはつらかったが、全然おいしくないけれど社食があり、またオフィスの掃除のことを気にする必要はなかったので、仕事に集中する環境(だけ?)は確保されていたのだと痛感する。ただ復職して少し時間が経ち、繁忙期ではない余裕のあるときにやるべきことがたくさんあることにようやく気づいてきた。やることができれば埃などは、少なくとも日中は目に入らなくなる。多分。

 

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まだ家具が揃っておらず、逆に処分したい家具などもあるし、また家具が揃っていないことで行き場のない家財も多くあり、要するに家は「落ち着いている」状態にはほど遠く、そのメンテナンスに時間を割くべきなのだが、ちょっと本を集中して読むぞと決め、40分ほど付箋を貼りながら本に向かっていた。読書でストレスが軽減されるというのを久々に実感した。